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下部尿路疾患に困っている飼い主に知ってほしい5つのこと

2019年1月29日

「下部尿路疾患」とは犬・猫がかかりやすい病気の1つで、飼い主さんなら誰もが決して他人事では済ませられない重要な疾患です。

そこで今回は、可愛い猫ちゃん、ワンちゃんが必ずかかると言われている「下部尿路疾患」にならない方法を教えます。

ペットがいつもまでも元気に健康で長生きするために、下部尿路疾患などといった病気にかからずに、毎日を楽しく過ごせるためには何が必要か?をお伝えする前に、まずは「下部尿路疾患」という病気がどんな病気なのか?について見ていきましょう。

下部尿路疾患という病気はどんな病気か?

下部尿路疾患とは、猫や犬の膀胱から尿道の出口に起きる病気の総称で、簡単に言えば「おしっこに関する病気」のことです。

万が一、飼っている猫や犬が「下部尿路疾患」にかかると、毎日病院へ行って膀胱の中を血を出しながら洗ったり、膀胱の中に1cm大の結石ができそれが膀胱を傷つけ、さらに人間にはわからない痛みをもおすため、ペットはとても苦しみます。

(出典元:くりの木動物病院

人間でいう尿管結石に近い病気ですから、トイレをするときに血尿を出したり、逆に尿道が詰まって尿の出が悪くなり、最悪、命を落とす危険すらある怖い病気なのです。

この「下部尿路疾患」はほとんどの猫や犬がかかり、秋口から冬にかけて下部尿路疾患にかかり苦しむペットが増えているのが現状です。

特に尿道が細いオスの猫や犬だったり、毛が短い短毛種の猫や犬より長毛種の猫の方がなりやすいとも言われています。

また猫の場合、寒さに弱い動物のため冬は特にかかりやすく、発症するリスクが高まりますし、遺伝や体質で比較的この病気になりやすいペットもいて、特に食欲旺盛な3~5歳の猫や犬が発症しやすいため、日々の食生活に注意が必要です。

では、この病気にならないためには、どのようにすれば良いのか?これについて詳しく説明する前に、可愛い猫や犬が下部尿路疾患にかかってしまった場合、どのぐらいの医療費がかかるのか?見てみましょう。

下部尿路疾患にかかると医療費はどのぐらいかかるのか?

(出典元:かんたんペット保険

下部尿路疾患の治療法はかかる病気によって症状がまちまちで、症状によってその治療が異なり、医療費も変わってきます。

今回は代表的な病気である尿路結石(正式名称「尿石症」)にかかった場合、どのぐらいの医療費がかかるのか調べてみたのでご紹介します。

① 投薬治療

尿道を詰まらせている結石(砂や石のような塊)を薬で溶かして体の外に排泄を促すための薬を使って治療する方法です。

これには約2,000円~5,000円ぐらいの医療費がかかり、比較的、安く行える方法です。この他にも薬を必要とする場合は、約500円~5,000円×日数分が追加で必要になります。

② カテーテル治療

これは一般的に行われる治療で、麻酔してから尿道にカテーテルを挿入して膀胱の中を洗浄したり、膀胱に溜まった尿を半ば強引に排泄する方法で、麻酔をするぐらいだから痛く、しかも大量の血が洗浄液や尿に混じって排出されるため、見るに耐えない治療法になります。

この治療にはおよそ5,000円~10,000円の医療費がかかり、かなりの頻度で行う治療になります。(だいたい毎週1回とか治療する必要がります。)

③ 外科手術

カテーテル治療や投薬治療では完治せず、膀胱に結石がしっかり残っている場合は、手術して取り除くことになります。

この場合、手術だけでなく診察料や検査代、入院費も必要になるため、少なくても10万円近くはかかる治療法です。

(出典元:READY STEADY GO!!!

手術後は症状が良くなるまで何度か病院に通い検査して、症状が良くなっていない場合は入院して治療にあたります。

そのため入院期間が長引くと医療費もかかり、もっともお金のかかる治療になる可能性があります。

(出典元:倉敷記念病院

また、手術しても食生活や環境によっては再発することも多々あるので、再発防止のために継続して療法食を食べさせる場合は、医療費の他に毎月3,000円~5,000円の食費を負担せざるを得ない状況になります。

しかし「ペットにはペット専用の保険がある」という方もいらっしゃるかもしれませんが、加入時期や症状によっては治療費が出ない場合もあります。

ここは今加入している保険に確認してみてください

実際に治療をした飼い主さんの場合、その負担額を見てみると10万円以上を負担した方が多く、中には30万~50万円の金額を負担した飼い主さんもいるので、決して安くはない治療になります。

このように「下部尿路疾患」の治療には医療費が非常にかかるものなので、症状が悪化し手術を必要とする前に日ごろからケアをしてあげることが大切です。

下部尿路疾患にかかった場合のつらい症状とは?

人間の膀胱炎と同じように猫や犬も下部尿路疾患にかかったら、頻繁にトイレに行く回数が増えるが尿が出ない、尿が出ても血尿が出るといった症状やトイレ以外のところでおしっこをしてしまう症状が初期に起こります。

このとき飼い主は粗相をしたぐらいにしか思いませんが、これが下部尿路疾患の初期症状です。

次に症状が悪化してくると食欲がなくなり、ご飯を食べる量が減るから元気がなくなり、最後には膀胱の痛みから気性が激しくなって辛そうに泣いたり、体を触ると怒ったりします。

さらに悪化すると膀胱炎や急性腎不全、尿毒症、膀胱破裂といった重い病気になってしましい、何も食べていないのに嘔吐を繰り返したり、ぐったりとして動かなくなり最悪の場合、心不全を引き起すこともあります。

(出典元:新千歳動物病院

そうならないためにも普段からいつもと違う仕草や表情をしたら、飼っている猫や犬が下部尿路疾患になっているかもしれない・・・と疑ってすぐに病院に連れ行くことが、早期発見につながり軽い症状のまま簡単な治療で済みますし、最悪の事態は免れることができます。

しかしそうは言っても一番いいのは、かわいい猫や犬が下部尿路疾患にかかることなく、健康に毎日を過ごすことができるのが一番です。

では、下部尿路疾患にかからないためにはどうしたらいいのか?専門医に話を聞いてきたので、ご覧ください

可愛い我が子が下部尿路疾患にならないために飼い主が気を付けることは?

今回は獣医師として犬や猫の動物愛護活動をしている二宮尚徳先生に、可愛い猫や犬が下部尿路疾患にかからないためには日頃から何を気をつけて生活したほうがいいのか、直接聞いてきたのでそれをシェアします。

一般的に下部尿路疾患にかかる猫ちゃんやワンちゃんは、食事や飲み水から塩分やミネラルを摂り過ぎていることが原因で、膀胱にミネラルの結晶ができ、尿路結石みたいなものが膀胱にできます。

これが猫ちゃんやワンちゃんの膀胱を刺激して激しい痛みを引き起こし、かわいい我が子を苦しめます。

最近は下部尿路疾患専用の餌が販売され、以前に比べたら下部尿路疾患にかかる猫ちゃんやワンちゃんは減りましたが、それでも尚この病気にかかる子が減らないのは、食事にあたる餌以外に水に含まれるミネラル成分が尿石症の原因を作っています。

そこで飼い主さんは、ミネラル成分が無い水をつくり猫ちゃんやワンちゃんに与えていますが、その水が猫ちゃんやワンちゃんの体からミネラルを奪い、体の外にミネラルを出してしまいます。

一番いいのは水道水ではなく、猫ちゃんやワンちゃんが飲みやすいミネラル成分が含まれた犬猫専用のミネラルウォーターみたいのを飲ませるのがいいです。

しかし市販のミネラルウォーターは猫ちゃんやワンちゃんにとってはミネラルが多すぎで、与え続けると膀胱に結石ができ、下部尿路疾患になってしまします。

理想をいえば人が飲む水道水からミネラル成分を70%カットし、ミネラルが30%しか入っていない水を作ることができたらいい。

ということになりますが、それは難しいことだと思っています。

反対にミネラル成分が少ない水は、猫ちゃんやワンちゃんの体を元気に保つことが難しくなるのでお勧めできません。

しかし現状ではそれが一番安全な飲み水になるため、私もいい水を勧めることができないのが厳しいところです。

食生活に加え日々の飲み水もケアすることが、かわいい我が子をつらい下部尿路疾患から守る方法だと思います。

かわいわが子を救う犬猫専用ミネラルウォーターの作り方

(出典元:あるひのあひる

下部尿路疾患にならないためには、食事に加え水もミネラルが少ないものを与えることが、かわいい我が子を下部尿路疾患から守る方法だということがわかりました。

できたらミネラル量は水道水の30%ぐらいの量がベストですが、その水を作るのが難しいのが現状みたいです。

しかし、諦めずにスタッフ総出で探したところ、下部尿路疾患に苦しむ猫ちゃんを救うために作られた「わんにゃん浄水器」という水道水から犬猫専用のミネラルウォーターを作る浄水器があることを見つけました。

詳しくはこのページを見ていただければ分かりますが、開発者の方が飼っている猫が重度の尿石症に悩んでいたみたいで、それを解消するために研究して作られたのが「わんにゃん浄水器」だとか。

世界一取得が難しい米国特許を取った、ペット大国アメリカが認めた犬猫専用ミネラルウォーターがつくれる浄水器みたいです。

まとめ

猫ちゃんワンちゃんにとって身近な「下部尿路疾患」ですが、意外にも飲み水に原因があることがわかり驚きました。

下部尿路疾患は飼っている猫や犬も苦しみますが、それを見ている飼い主も苦しむ病気だということも取材を通してわかりました。

かわいい我が子につらい病気をさせずに長生きしてもらうためには、水や食事といった日常生活の中で飼い主さんが気をつけるだけで、防げる病気であることもわかりました。

ぜひ「わんにゃん浄水器」を使って猫犬専用ミネラルウォーターを作って食事とともに摂取させ、かわいいわが子をつらい下部尿路疾患から守っていきましょう。

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